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【社労士が緊急解説】千葉県「レベル5大雨特別警報」に学ぶ、自然災害時の労務管理と安全配慮義務~3つの法的視点~
8月13日、千葉県北西部などを中心に「レベル5大雨特別警報」ならびに「緊急安全確保」が発表されました。報道によれば、道路の深刻な冠水や数万軒規模の大規模な停電が発生し、車内に閉じ込められた方が心肺停止状態で見つかるなど、極めて甚大な被害がもたらされています。
これまでに経験したことのないような自然災害が頻発する昨今、企業は「いかにして従業員の命を守るか」という人道的な課題に加え、「災害時における企業の法的責任をどう整理し、回避するか」という深刻なリーガルリスクに直面しています。 本記事では、大雨や台風などの自然災害時において企業が直面する労務管理上の課題を、労働法務の専門的な見地から3つの視点で厳密に分析し、今後の実務に求められる適法な対策を深く解説します。
1.命を守る行動の優先と「安全配慮義務違反」による損害賠償リスク
千葉県内で複数回発生した線状降水帯により、土砂災害や河川の氾濫の危険性が極度に高まりました。このような命の危険が切迫する状況下において、企業が従業員に対して漫然と出社や業務の継続を命じることは、極めて重大な法的リス

坂の上社労士事務所
2 日前読了時間: 7分


【2026年最新/社労士徹底解説】台風6号「レベル4警報」で会社は休むべきか? 経営者を悩ませる「休業手当の理不尽」と「原則出勤+個別対応」という企業防衛のリアル
本日、2026年6月3日、台風6号の接近により、関東地方の広範囲において警戒レベル4(避難指示)に相当する危険警報が相次いで発令されました。東京都内でも品川区の大雨危険警報や、神田川、目黒川、善福寺川などで「レベル4氾濫危険情報」が出され、気象庁が厳重な警戒を呼びかけています。
こうした激甚災害が迫るたび、テレビや新聞、SNSでは「危険な警報が出ているのに出社を強要された」「会社はなぜ一律で休業にしないのか」といった企業批判が噴出します。多くの人々は「レベル4のような危険な警報が出たら、会社は当然に休業すべき法的義務がある」と思い込んでいます。
しかし、人事労務の専門家である特定社会保険労務士の視点から、まず世間の思い込みを覆す決定的な事実を提示します。日本の労働基準法をはじめとするいかなる法律にも、「警戒レベル4が出たら会社を休業にしなければならない」という明確な基準は存在しません。
法律上の義務がない以上、交通機関が動いているのであれば「原則として通常通り営業し、出勤とする」という企業の判断自体は決して違法ではありません。むしろ、実務を

坂の上社労士事務所
6月3日読了時間: 9分
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