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【2026年度】労災隠し根絶へ!厚労省が「メリット制」のメスを入れる真意とは?人事労務が直面する3つの大転換
2026年、労働環境を取りまく法規制は大きな転換点を迎えています。特に注目すべきは、厚生労働省が2026年度に踏み切る「労災隠し」の実態調査と、それに伴う「メリット制」の根本的な見直しです。
本記事では、特定社会保険労務士の視点から、このニュース(日本経済新聞)の裏側にあるリスクと、企業が今後取るべき生存戦略について、3つの視点で徹底解説します。
1. 制度の歪みが招いた「報告の躊躇」:メリット制の功罪
厚生労働省が2026年度に実施を予定している実態調査の最大のターゲットは、皮肉にも「労災防止」のために作られたメリット制という仕組みそのものです。
メリット制の仕組みと「隠したくなる」力学
メリット制とは、労働災害が少ない事業所の保険料負担を軽減し、逆に多い事業所の負担を増やす制度です。
収支率の算定:支払った保険料と、支払われた保険給付額を比較して算出されます 。
変動幅:給付額が小さければ保険料率は最大40%引き下げられ、逆に大きければ最大40%引き上げられます(中小企業は最大45%)。
この「最大40〜45%

坂の上社労士事務所
1 日前読了時間: 5分


【2026年12月施行】改正公益通報者保護法の「最終警告」:刑事罰導入と立証責任の転換で変わる、これからの人事労務実務
2026年12月1日、日本の企業統治(コーポレート・ガバナンス)は未曾有の転換点を迎えます。2025年6月に成立した改正公益通報者保護法は、単なる「ルールの微調整」ではありません。それは、企業が「隠蔽」という選択肢を事実上失い、「報復行為=犯罪」として経営者が刑事責任を問われる時代の幕開けを意味します。
本稿では、特定社会保険労務士の視点から、政府の狙いや改正の経緯、そして現場が直面する「立証責任の転換」という巨大な壁を乗り越えるための実務対応を、かつてない深さで徹底解説します。
1. 改正の経緯と政府の強固な意志:なぜ今、刑事罰なのか?
「自浄作用」の欠如が経済を蝕む
公益通報者保護法は、2004年に「食品偽装」や「リコール隠し」といった企業の不祥事を契機に制定されました。しかし、制定から約20年が経過した今もなお、通報者への報復や「にらみ」を恐れて通報を躊躇する文化は根強く残っています。
政府の狙いは明白です。「不正を隠し通せる」という企業の甘い幻想を打ち砕き、内部からの自浄作用を強制的に発動させることで、国民生活の安定と経済の

坂の上社労士事務所
1 日前読了時間: 6分


【社労士が斬る】「日本版ブルーカラー・ビリオネア」の衝撃:事務職と現場職の年収逆転が始まった
「勉強して良い大学に入り、冷房の効いたオフィスでデスクワークをするのが成功の証」――そんな昭和・平成の成功モデルが、今、音を立てて崩れ去ろうとしています。
2026年、日本の労働市場は「歴史的な転換点」を迎えました。自動車整備士が大企業の総合事務職の年収を追い抜き、タクシー運転手の年収が4割増加する。一方で、かつての花形であったホワイトカラーは、生成AIの波に呑まれ、賃金停滞と職の喪失という恐怖に直面しています。
今、何が起きているのか。そして、企業や労働者はどう生き残るべきか。最新の統計資料と法的背景から、3つの視点で解き明かします。
1. 【現状分析】数字が証明する「賃金逆転」の正体
事務職とブルーカラーの年収が逆転した2024年
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を基にした分析では、驚くべき結果が出ています。2024年の職種別年収において、自動車整備士の概算年収(約480万円)が、図書館・博物館の事務職などの総合事務員(約467万円)を追い抜きました。
さらに、大工やとび職の年収(約492万円)は、マーケティング・リサーチ

坂の上社労士事務所
3 日前読了時間: 6分


【令和8年税制改正】「178万円」の衝撃!課税最低限の爆上げで変わる日本の労働市場と企業の生存戦略
今回の法案は、物価高への対応、人手不足の解消、そして「強い経済」の実現という、日本が抱える喫緊の課題を解決するための強力な意思表示です。
これまで多くのパート・アルバイトの方が意識していた「税金の壁」が大幅に上昇し、企業の採用戦略や給与設計は根本的な見直しを迫られています。本稿では、この激動の改正を「働き方の変革」「企業の攻めの投資」「家計と将来負担」という3つの視点で深掘りします。
1.労働市場のゲームチェンジ!課税最低限「178万円」への大転換
今回の改正における最大の目玉は、中低所得層への配慮を目的とした所得税の課税最低限の特例的な引き上げです。
⑴なぜ「178万円」なのか?政府の狙いと仕組み
政府は物価上昇に負けない「手取り」を確保するため、異例の措置を講じました。
物価連動制の導入
2年ごとに物価上昇に合わせて基礎控除等の額を引き上げる仕組みを導入します。
基礎控除等の引き上げ
まず基礎控除の額と給与所得控除の最低保障額をそれぞれ4万円ずつ引き上げます。
特例的な先取り引き上げ
令和8年・9年分

坂の上社労士事務所
2月21日読了時間: 5分


【緊急解説】高市首相が裁量労働制の見直しを表明!「自由な働き方」か「定額働かせ放題」か?社労士が紐解く3つの真実
こんにちは。社会保険労務士の前田です。今日は、私たちの働き方の根幹を揺るがす「裁量労働制」について、最新の政治動向と実務上の重要ポイントをリンクさせながら、プロの視点で徹底解説していきます。
特に注目すべきは、2026年2月20日の施政方針演説で高市早苗首相が表明した「裁量労働制の見直し」です。これまでの「時間で縛る働き方」から「成果と裁量で勝負する働き方」へと、国が大きく舵を切ろうとしています。今回のニュースと厚生労働省の資料を深く読み解くと、私たちが直面する未来が3つの視点で見えてきます。
第1の視点は、「政府の狙いと制度改正の歴史的背景」です。2024年4月に改正された現行制度では、労働者の「個別の同意」や「同意の撤回手続き」の整備、さらには「勤務間インターバル」の導入といった健康確保措置が厳格化されました。しかし、今回の高市政権の動きは、これをさらに一歩進め、経済成長の「スイッチ」として裁量労働制を位置づけています。具体的には、経団連などが強く要望している「営業職やコンサルタント」への対象拡大や、導入手続きの緩和が検討の遡上に載っ

坂の上社労士事務所
2月21日読了時間: 3分


【2026年完全版】高額療養費制度が激変!社労士が紐解く「負担増」の真実と企業の生存戦略
現在、政府は医療費の自己負担を抑制する「高額療養費制度」の抜本的な見直しを含む、健康保険法改正案を特別国会に提出する準備を進めています。今回の改正は、単なる「値上げ」に留まりません。少子化対策の財源確保、世代間の不公平是正、そして「家計への配慮」を法律に明記するという異例の展開を見せています。
本記事では、この複雑な制度改正を、特定社会保険労務士の視点から3つの決定的な視点で分析・解説します。
1.制度改正の「全貌」と「経緯」——なぜ今、負担が増えるのか?
1. 異例の「家計への配慮」を法律に明記
厚生労働省は、がん患者や難病患者といった長期療養者の家計への影響を考慮することを、健康保険法の改正案に明記する方針を固めました。これは、本来「政令(政府の裁量)」で決めることができた医療費上限額の議論に、法律という強い縛りを入れることで、国民の不安を払拭しようとする政治的な意図が見て取れます。
2. 石破政権での「全面凍結」から、高市政権での「再始動」へ
今回の改正には複雑な政治背景があります。もともと石破茂前政権が2025年8月か

坂の上社労士事務所
2月18日読了時間: 6分


【社労士解説】2026年度始動「子ども・子育て支援金制度」実務対応完全ガイド
少子化対策の抜本的強化を図る「子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律(令和6年法律第47号)」に基づき、令和8年度(2026年度)から「子ども・子育て支援金」の徴収が開始されます。
これに伴い、日本年金機構や健保組合における事務取扱いの詳細が明らかになりました。本制度は単なる「増税」や「保険料アップ」ではなく、日本の社会保障のあり方を根本から変える可能性を秘めています。
1.制度の背景と政府の狙い —— なぜ「医療保険」で徴収するのか?
1. 制度の目的と「社会連帯」の理念
「子ども・子育て支援金」は、すべての世代や企業が拠出し、社会全体で子育て世帯を支えるための仕組みです。最大のポイントは、「子育て世帯だけでなく、独身者や高齢者も含めた全員で負担する」という点にあります。これは、成長したこどもたちが将来の社会保障(年金・医療・介護)の担い手となるため、現在の現役世代や高齢者にとってもメリットがあるという考え方(受益者負担の拡張)に基づいています。
2. 医療保険制度を活用する3つの合理的理由
なぜ独自の税金ではなく、医療

坂の上社労士事務所
2月18日読了時間: 5分


【徹底解説】2026年規制改革の最前線!「労働条件明示」のデジタル完全解禁に向けた社労士の戦略的提言
令和8年(2026年)2月16日、内閣府にて開催された「第6回 働き方・人への投資ワーキング・グループ」において、日本の労務管理の歴史を塗り替える一歩となる議論が行われました。テーマは「オンラインによる労働条件の明示方法の見直し」です。
これまで「紙」が絶対的な主役だった労働契約の現場に、ついに「デジタル・デフォルト」の波が押し寄せています。本記事では、社労士の視点から、今回の規制改革の核心、制度の変遷、そして企業が今取るべき具体的な対策を、圧倒的な情報量で徹底解説します。
1. 【制度の本質と変遷】なぜ今、「デジタル化」がこれほどまでに叫ばれるのか
労働基準法第15条第1項は、労働契約の締結に際し、使用者が労働者に対して賃金や労働時間などの労働条件を明示することを義務付けています。これは、条件の不明確さによる紛争を未然に防止するための、労務管理の「根幹」ともいえる規定です。
労働基準法第15条の重みと歴史的背景
労働条件の明示方法は、時代の要請とともに変化してきました。
昭和22年(制定当初):明示方法に特段の規定はなく

坂の上社労士事務所
2月18日読了時間: 7分


【驚異】インフルエンザ『異例のダブルピーク』と4月肺炎球菌ワクチン大改正―企業の生存戦略としての労務・健康管理完全ガイド―
2026年2月16日、日本社会は一つの転換点を迎えました。報告されたインフルエンザ感染者数は1医療機関あたり43.34人に達し、警報レベルである30人を2週連続で大きく上回っています。これは単なる数字の羅列ではありません。学校現場では約9,920校が休校や学級閉鎖に追い込まれており、これは前週の1.6倍という驚異的なペースです。
この状況は、働く親世代の欠勤、ひいては企業の生産性低下に直結します。本稿では、提供された資料に基づき、社労士の専門知見を交えて「3つの視点」からこの危機を解剖します。
1.インフルエンザ「異例の二峰性流行」とBCP(事業継続計画)の新常識
1. 過去10シーズンで初、「一度かかれば安心」の崩壊
今シーズンの最大の特徴は、1シーズンに2度、警報レベルを超えるという、少なくとも過去10シーズンで例のない事態に陥っている点です。
流行の変遷
当初は「A香港型(AH3型)」の変異株が拡大しましたが、昨年末以降は「B型」が急増しています。
再感染の脅威
直近5週間で検出されたウイルスの48%がB型で

坂の上社労士事務所
2月16日読了時間: 6分


【2026年改定】「独身税」と揶揄される子ども・子育て支援金の正体とは?協会けんぽ健康保険料率・介護保険料率改定を徹底解説
令和8年(2026年)の春、給与計算と手取り額に激震が走ります。協会けんぽ(全国健康保険協会)の保険料率改定に加え、ついに「子ども・子育て支援金」が導入されるからです。ネット上では「実質的な独身税ではないか」との批判も渦巻く中、社労士の視点でこの制度改正の裏側と、実務上のクリティカルな変更点を徹底深掘りします。
1. 「子ども・子育て支援金」導入:なぜ「独身税」と呼ばれるのか?
今回の目玉は、令和8年4月分(5月納付分)から適用される「子ども・子育て支援金」の新設です。
制度の概要
全世代型社会保障を構築するため、医療保険制度を通じて徴収される拠出金です。
料率の衝撃
東京支部の場合、一律で0.23%が設定されました。
「独身税」批判の背景
既存の「子ども・子育て拠出金(0.36%)」は事業主が全額負担していました。しかし、今回の「支援金」は労使折半、つまり従業員の給与からも控除されます。独身者や子育てを終えた世帯からも一律に徴収され、その使途が子育て支援に特化していることから、SNS等では「実質的な独身税だ」

坂の上社労士事務所
2月14日読了時間: 4分


2026年春の激震!「65万円の壁」がシニアの働き方を変える【在職老齢年金制度/日本年金機構】
2026年4月、日本のシニア労働市場と年金制度にとって、歴史的な転換点が訪れます。これまで多くの働く高齢者を悩ませてきた「働くと年金がカットされる」という在職老齢年金制度が大幅に緩和されます。
社労士として、今回の改正が単なる金額変更にとどまらず、個人のライフプランや企業の採用戦略にどのような地殻変動を起こすのか、3つの視点から徹底解説します。
【今回改正の核心】
改正の概要
年金(基本月額)と賃金(総報酬月額相当額)の合計額が、現在の月額51万円から、2026年4月より 65万円 へと一気に14万円も引き上げられます。
実施時期
2026年(令和8年)4月1日から施行されます。
背景にある法律
令和7年年金制度改正法(令和7年法律第74号)に基づいています。
対象範囲
65歳以上の老齢厚生年金受給者で、厚生年金保険に加入しながら働く方が対象です。
1. 【制度の本質】政府の狙いと「生涯現役社会」への布石
今回の改正は、単なる高齢者への優遇措置ではありません。日本の深刻な労働力不足を背景とした、

坂の上社労士事務所
2月13日読了時間: 5分


【特定社労士が徹底解説】マイナ保険証利用率60%突破の衝撃と「紙の保険証」完全終了へのロードマップ
厚生労働省は2026年2月12日、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」の2025年12月時点の利用率が63.24%に達したことを発表しました。11月の49.48%からわずか1ヶ月で約14ポイントも上昇しており、これは2025年12月1日に従来の保険証が「有効期限」を迎えたことによる駆け込み利用が主な要因です。
実務の最前線に立つ社労士の視点から、この急激な変化が企業経営や労務管理にどのような影響を与えるのか、3つの重要ポイントに絞って深掘り解説します。
1. 加速する医療DXの全貌:政府が描く「スマホ保険証」とデータ活用の未来
今回の利用率急増の背景には、単なるカードの切り替えを越えた、国家規模の医療システム刷新(医療DX)があります。
「スマホ保険証」という新たな選択肢
2025年9月から、スマートフォンにマイナ保険証機能を搭載できる「スマホ保険証」の運用が開始されました。2026年2月1日時点で、全国の医療機関の約48.7%が汎用カードリーダーの導入などによりスマホ対応を完了させています。
救

坂の上社労士事務所
2月13日読了時間: 4分


【徹底解説】助成金不正指南の「闇」。自民党議員の影と中小企業を襲う破滅のリスク
2026年2月、日本の雇用政策の根幹を揺るがす戦慄のニュースが飛び込んできました。非正規雇用の処遇改善を支援する「キャリアアップ助成金」を巡り、コンサルティング会社が運営する「助成金啓発団体」が、白昼堂々と不正受給を指南していたという疑いです。
厚生労働省が発行するガイドラインや不正防止リーフレットには、不正が「犯罪」であることが明記されていますが、今回の事件はその警告をあざ笑うかのような手口で行われていました。
1. 「法を熟知した悪意」による組織的・計画的な偽装工作
今回の事件が極めて悪質なのは、指南役が「助成金啓発」という公的な装いを利用し、制度の盲点を突く「偽装スキーム」を組織的に構築していた点です。
「遡及的な書類改ざん」という禁じ手
フジテレビの報道によれば、採用当初から「正社員」として雇用されていた労働者を、書類上だけ「有期雇用(契約社員)」であったかのように書き換えさせ、一定期間後に「正社員へ転換した」と装う手口が使われていました。これは厚生労働省が最も厳しく禁じている「虚偽の雇用契約書の作成」そのものです。

坂の上社労士事務所
2月12日読了時間: 5分


【2025年賃金統計・超分析】名目賃金2%超えも実質は4年連続マイナス。人手不足と「働き控え」がもたらす日本経済の新局面
2025年の統計結果は、日本の労働市場が大きな転換点にあることを示しています。名目上の給与はバブル期以来の伸びを見せているものの、家計の購買力を示す実質賃金は依然としてマイナス圏から脱却できていません。この「数字上の改善」と「生活実弾の不足」のギャップが生む、企業経営への影響と対策を詳細に解説します。
1. 賃上げの構造分析:33年ぶりの「名目2%増」が意味するもの
2025年の現金給与総額(名目賃金)は1人平均355,919円となり、前年比で2.3%増加しました。これは5年連続のプラスであり、2%を超える伸びが2年続くのは、実に1992年以来33年ぶりの快挙です 。
【分析】なぜ名目は上がったのか?
歴史的なベースアップ(ベア)の浸透
2024年、2025年と2年連続で春闘回答が5%を超えたことが、実際に企業の給与原資を押し上げました。特に、基本給にあたる「所定内給与」が2.0%増と、6年連続でプラスを維持している点は、賃上げが一時的なボーナスではなく、固定給の底上げとして定着しつつあることを示しています。
パートタ

坂の上社労士事務所
2月10日読了時間: 4分


2026年衆院選の弔鐘:老害去って「空虚」が残る——大石晃子の敗走と、自民に魂を売った維新の「ゾンビ」行進
【はじめに】政治は「結果」であり、「レトリック」の逃げ場ではない
2026年2月8日。昨夜の開票結果が示したのは、自民党の強さ以上に、野党の「不純さ」と「無能さ」であった。かつての政治家は、敗北すれば「私の力が及ばなかった」と潔く身を引き、責任の取り方を見せることで、かろうじて政治家としての美学を保ってきた。しかし、今回の衆院選後の会見で、れいわ新選組の大石晃子代表や日本維新の会の幹部たちがさらけ出したのは、美学の欠片もない「特権への執着」である。
彼らは自民党を「腐敗している」と叩く。だが、今の彼らはその自民党が持つ「なりふり構わず勝利と権力を掴みに行くプロフェッショナリズム」の足元にも及んでいない。
1.老害の退場という「功績」の後に訪れた絶望
今回の選挙で、小沢一郎、岡田克也、枝野幸男といった、かつての野党の重鎮たちが表舞台から消え去った。老害が去ることは、本来であれば良いことだ。彼らが議席を占拠し続けることで、野党の時間は30年前から止まったままだった。彼らの退場は、本来であれば新しい風が吹き込むはずの「新陳代謝」のチャンスで

坂の上社労士事務所
2月9日読了時間: 6分


【2026年大転換】障害者雇用は「数」から「質」へ。100人以下企業も納付金対象か?
令和8年1月30日、厚生労働省にて「第13回 今後の障害者雇用促進制度の在り方に関する研究会」が開催され、今後の制度改正の指針となる報告書(案)が公表されました。
2026年、障害者雇用は単なる「法定率の達成」というフェーズを終え、「雇用の質」と「中小企業への義務拡大」という極めて重要な転換点を迎えています。社労士の視点から、企業の経営者や人事担当者が「今、何に備えるべきか」を3つの核心的ポイントに絞って徹底解説します。
1. 「代行ビジネス」にメス!「数」から「質」への大転換
これまで法定雇用率達成の「切り札」として急増してきた、いわゆる「障害者雇用ビジネス(農園型・サテライトオフィス型サービス)」に対し、政府が厳しい姿勢を打ち出しました。
「分離」からの脱却
自社の本業と切り離された場所や業務で雇用することを「インクルージョンの観点」から課題視しています。
報告義務の創設
障害者雇用状況報告(6.1報告)において、これらビジネスの利用状況や業務内容の報告を求める方針です。
「質のガイドライン」の策定
能力

坂の上社労士事務所
2月2日読了時間: 4分


【正社員募集】国分寺・立川エリアで次世代の社労士事務所求人。ITと結果主義で突き抜けるプロフェッショナル採用/坂の上社労士事務所
東京都千代田区、多摩エリア(国分寺市・立川市・小金井市・府中市・小平市・武蔵野市吉祥寺)を中心に、既存の枠組みを超えた人事労務コンサルティングを展開する坂の上社労士事務所では、現在、組織の核心を担う正社員を募集しています。
当事務所は、単なる事務やデスクワークの場ではありません。最新のITツールを武器に、クライアントの経営課題を解決する「知的な筋肉質組織」の一員として、圧倒的な成長を望む方の挑戦をお待ちしています。
坂の上社労士事務所が定義する「プロフェッショナル」の条件
私たちは、社会保険労務士(社労士)という国家資格の価値を、作業の代行ではなく「経営のアップデート」にあると考えています。そのため、共に働くメンバーには以下の2点を強く求めています。
1. 結果に対する誠実さと自己修正能力
「頑張った」というプロセスではなく、導き出された「結果」に責任を持つ。もし望ましい結果が出なければ、即座に自らのプロセスを客観的に分析し、改善策を講じる。この「結果から逆算する思考」が自然にできる方を求めています。
2. ITを支配するジェネラ

坂の上社労士事務所
2月2日読了時間: 4分


【2026年公的年金の確定申告・完全保存版】年金受給者のための「確定申告」と「税制改正」徹底解説~「手取りが増える」改正の裏にある、還付金消滅と新たな扶養のルール~
2026年(令和8年)1月、確定申告のシーズンが到来しました。今年、年金受給者の皆様を取り巻く税金の世界では、過去数十年に一度レベルの大改正が行われています。「基礎控除の大幅引き上げ」や「源泉徴収ラインの変更」。これらは一見、減税という嬉しいニュースに見えますが、仕組みを正しく理解していないと、「戻ってくるはずのお金(還付金)を取り逃がす」、あるいは「使えるはずの扶養控除を使い忘れる」という事態になりかねません。
本記事では、国税庁や日本年金機構の最新資料に基づき、社労士・社会保険労務士の視点で「公的年金の確定申告」と「最新の税制改正」の実務ポイントを、どこよりも深く解説します。
1.【制度の基本】公的年金の確定申告「やるべき人・やらなくていい人」
まずは基本ルールの確認です。政府は年金受給者の事務負担を減らすため、「確定申告不要制度」を設けています。
1. 「申告不要」の2つの条件
以下の①と②を両方満たす方は、税務署への確定申告は必要ありません。
①公的年金等の収入金額の合計額が400万円以下
②公的年金等「以外」の所得金

坂の上社労士事務所
1月29日読了時間: 5分


【2026年・実務激変】協会けんぽ「紙の申請」終了へのカウントダウン~「けんぽアプリ」と電子申請がもたらす、中小企業DXの決定打を社労士が解説~
2026年(令和8年)1月26日、協会けんぽは加入者4,000万人を対象とした巨大プラットフォーム「けんぽDX」を本格始動させました。これまでの「病気になってから、重い腰を上げて紙で申請する」という常識は、スマートフォン一つで完結する「能動的(PUSH型)」なサービスへと塗り替えられます。
本記事では、この歴史的転換を「3つの視点」で鋭く分析し、企業の皆様が取るべき対応を深掘りします。
1.【政府の狙い】「PULL型」から「お節介なDX(PUSH型)」への転換
~国民皆保険制度のアップデートと利便性の追求~
政府および協会けんぽが推進する「けんぽDX」の最大の狙いは、従来の受動的な支援からの脱却です。
「お節介」な健康支援:協会けんぽの北川理事長が掲げるのは「一人ひとりに寄り添い、働きかける『お節介なDX』」です。
申請漏れの防止:アプリが「受け取れる可能性のある給付金」を自動で通知する仕組みにより、制度を知らずに損をする人をゼロにする、国民皆保険制度の新たな役割を目指しています。
事務コストの抜本的削減:年間膨

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1月29日読了時間: 3分


【社労士徹底解説】123万人超の外国人材を迎え入れる「育成就労・特定技能」新時代。改正の深層と生き残るための企業戦略
令和8年1月23日、政府は日本の労働市場の未来を決定づける歴史的な閣議決定を行いました。従来の技能実習制度は名実ともに廃止され、新たに「人材確保・育成」を目的とした「育成就労制度」が誕生します。
今後5年間で最大123.4万人という、過去に例を見ない規模の受け入れが想定される中、政府は何を狙い、実務はどう変わるのか。社労士の専門的な知見から、5つの重要アスペクトで解説します。
1. 制度のパラダイムシフト:「使い捨て」から「選ばれ、育てる」パートナーへ
これまでの技能実習制度は、建前として「国際貢献(技術移転)」を掲げていました。しかし、実態との乖離が激しく、国際的な批判を浴びてきたのも事実です。新設される「育成就労」は、この矛盾を解消し、「日本で長く活躍してもらうためのキャリアパス」を公的に保証する制度です。
政府の狙い:3年間の育成就労期間を「特定技能1号」への確実なステップアップ期間と位置づけています。未経験者を受け入れ、3年後には日本語能力A2.2相当以上、かつ各分野の技能試験をクリアした「熟練人材」へと昇華させる一貫

坂の上社労士事務所
1月29日読了時間: 6分
