top of page

厚労省がモデル就業規則を改訂

  • 執筆者の写真: 坂の上社労士事務所
    坂の上社労士事務所
  • 2023年7月19日
  • 読了時間: 1分

厚生労働省では、各事業場の就業規則の参考になるように、規定例や解説をまとめた「モデル就業規則」を公表しています。

この度、「モデル就業規則(令和5年7月版)」が公表されました。

主な改訂事項は、退職金の支給の規定(改訂後の第54条第1項)の見直しです。


あくまで、「モデル就業規則」なので、自社の就業規則をそのとおりに改定しなければならないわけではありませんが、厚生労働省の考え方を示すものとして、その内容を参考にする必要はあるでしょう。



厚生労働省のモデル就業規則/退職金の支給(改訂箇所の要点)

【改訂前】 勤続○年以上の労働者が退職し又は解雇されたときは、この章に定めるところにより退職金を支給する。ただし、自己都合による退職者で、勤続○年未満の者には退職金を支給しない。また、懲戒解雇された者には、退職金の全部又は一部を支給しないことがある。

【改訂後】 労働者が退職し又は解雇されたときは、この章に定めるところにより退職金を支給する。ただし、懲戒解雇された者には、退職金の全部又は一部を支給しないことがある。




 
 

最新記事

すべて表示
社労士業務に労務監査を明記するなどの第9次社労士法改正案 衆議院を通過

全国社会保険労務士会連合会から、第9次社会保険労務士法改正の状況について、次のようなお知らせがありました。 第9次社会保険労務士法改正の状況について、令和7年6月6日の衆議院厚生労働委員会、同年6月10日の衆議院本会議で可決されました。今後、参議院厚生労働委員会及び参議院本...

 
 
2025年「規制改革実施計画」を決定(内閣府)

令和7年6月13日、「規制改革実施計画」が決定されました。規制改革推進会議において、「規制改革推進に関する答申」が内閣総理大臣に提出されましたが、その答申等を踏まえ、対象となった規制や制度、その運用等について、直ちに改革に着手し、期限を定めて着実に実現を図っていくため、今回...

 
 
ハラスメント対策の強化などを盛り込んだ「労働施策総合推進法等の一部改正法」成立

「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律等の一部を改正する法律」が、フリーランスへのカスハラ対策の検討などを附則に盛り込むなど、修正のうえ参議院本会議で可決・成立しました。 この改正法には、いわゆる「カスハラ」、「就活セクハラ」の防止...

 
 
bottom of page