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【独占告発】東京新聞が報じた「国保逃れ」の闇――特定社労士が暴く、偽装雇用の法理破綻と会計上の致命的な矛盾
2026年4月、東京新聞(『「国保逃れ」に新たな手口…業者に接触した特定社会保険労務士が読み解く』)において私、前田力也が警鐘を鳴らした通り、個人事業主を形式上の「従業員」に仕立て上げ、社会保険に不適切に加入させるスキームが蔓延しています。
一見すると社会保険料の負担を軽減する合理的な手法に見えますが、その実態を精査すれば、労働法・社会保険諸法令の潜脱、税務会計上の論理破綻、さらには士業としての倫理欠如が幾重にも重なった、極めて脆弱な「砂上の楼閣」であることが分かります。本稿では、専門家としての知見に基づき、その不正の実態を3つの視点から明らかにします。
1. 労働法・社会保険諸法令における「被保険者資格」の完全なる否認
第一の論点は、法的な「雇用の実態」です。社会保険の加入は、単なる書類上の手続きではなく、実態としての「使用従属関係」の存在が絶対条件です。
「労働者性」を欠いた虚偽届出の構造
社会保険(健康保険・厚生年金保険)の被保険者資格は、事業所に雇用され、その対価として報酬(賃金)を得ている「労働者」であることを前提とし

坂の上社労士事務所
4月28日読了時間: 6分


【国保逃れ是正】厚労省が社会保険料削減ビジネスにメス!役員報酬の新基準や違法判定のポイントを特定社労士が徹底解説。遡及取消リスクと実務上の注意点、年金機構の最新動向を網羅した経営者・個人事業主必見の専門記事
2026年3月4日、日本経済新聞の報道により、社会保険制度の根幹を揺るがす重大なニュースが発表されました。厚生労働省が、いわゆる「国保逃れ」に対して、これまでにない厳格な是正措置に乗り出すという内容です。
本記事では、特定社会保険労務士の視点から、最新のニュース記事 と、厚生年金保険の適用に関する膨大な疑義照会回答(行政解釈)資料を徹底的に分析・解読。今後の実務にどのような影響が出るのかを深掘り解説します。
1.「国保逃れ」是正と新基準の衝撃
今回の是正措置の本質を、専門的知見から3つの視点に集約します。
1. 「包括的判断」から「具体的数値・実態基準」への大転換
これまで法人の代表者や役員の社会保険加入は、出勤日数や報酬額だけでなく、経営への参画実態を「総合的に勘案」するものでした。しかし新方針では、「会費が報酬を上回る」「業務が勉強会参加のみ」といった具体的なNG例を明示し、該当すれば「違法(虚偽)」と断じる極めて強い姿勢を示しています。
2. 「社会保険料削減ビジネス」への包囲網
「一般社団法人を設立し、低い役員報酬で社会

坂の上社労士事務所
3月9日読了時間: 6分
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