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【専門家解説】在留資格「経営・管理」の大規模改正。資本金3000万円・雇用義務化が示す外資系企業のパラダイムシフトと、直面する労務・コンプライアンスの壁
令和7年(2025年)10月16日より、外国人が日本で会社を設立・経営する際に必要となる在留資格「経営・管理」の許可基準が大幅に改正・施行されました。これまでの基準を根本から覆す歴史的な大改正であり、これから日本で起業を目指す外国人だけでなく、すでに日本で事業を営んでいる経営者にも甚大な影響を及ぼします。
本稿では、人事労務の専門家である特定社会保険労務士の視点から、この複雑かつ厳格化された新制度を3つの視点で要約・解読し、政府の真の狙い、今後の経済動向への影響、そして実務上企業が直面する課題とその抜本的解決策について、メディア関係者や企業の皆様へ向けて深く解説いたします。
3つの切り口で読み解く「新・経営管理ビザ」の本質
今回の改正は、単なる要件の引き上げではありません。日本政府が求める「外国人起業家像」の明確な転換(パラダイムシフト)を意味しています。これを以下の3つの視点で紐解きます。
1.財務基盤と人材確保の圧倒的厳格化 ——「ペーパーカンパニー」の完全排除
旧制度において「資本金500万円以上」または「2名以上の常勤職

坂の上社労士事務所
5月21日読了時間: 10分


2026年「在留資格厳格化」の深層:高市政権が放つ外国人材政策の転換点と企業の針路
現在、日本の外国人材政策は、戦後最大の転換期を迎えています。2026年4月、政府は「企業内転勤」の在留資格審査を大幅に厳格化しました。さらに、永住資格の取得要件についても、これまでにない厳しい基準が設けられようとしています。
人手不足が深刻化する一方で、なぜ政府は門戸を狭めるような政策を打ち出すのか。特定社会保険労務士として、現場の視点、政策の視点、そして未来の視点という「3つの視点」から、この激動の制度改正を解き明かします。注目すべきは、単なる「規制強化」ではなく、その裏にある「日本社会の再定義」です。
1.コンプライアンスの「実質化」 ―― 形式審査から実態調査への大転換
今回の改正で最も実務に影響を与えるのが、2026年4月から開始された「企業内転勤」の運用見直しです。
1. 「来日前」の勤務実態が徹底的に洗われる
これまでは、パスポートや在留証明書などの形式的な書類で審査が完了するケースも少なくありませんでした。しかし、今後は「来日前に本当にその企業で働いていたか」という実態が厳格に問われます。
具体的に追加された義務的提

坂の上社労士事務所
4月7日読了時間: 5分


【社労士が徹底解説】外国人材120万人超の衝撃!新「育成就労・特定技能」運用方針案の全貌と企業の生き残り戦略
外国人材の受け入れ制度が大きな転換点を迎えています。令和8年1月7日に開催された有識者会議で、新たな「育成就労制度」と「特定技能制度」の運用方針案が固まりました。本記事では、この最新資料を社会保険労務士の視点で徹底分析し、今後の日本企業が直面する人材確保のリアルと、経営者が知っておくべき3つの重要ポイントを解読します。
■ 社労士の視点で読み解く「3つの要約ポイント」
「労働力確保」への明確なシフト:123万人の受け入れ見込み
政府は、令和10年度末までの5年間で、特定技能と育成就労を合わせて約123万人の受け入れを見込んでいます。これは、単なる「国際貢献」ではなく、深刻な人手不足を補うための「即戦力の確保と育成」に制度の目的が完全に移行したことを意味します。
「転籍制限」と「地域間格差」への対策
育成就労制度では、一定の条件下で「本人の意向による転籍(転職)」が認められますが、地方から都市部への人材流出を防ぐため、分野ごとに1〜2年の転籍制限期間が設けられました(例:介護分野は2年、ビルクリーニング分野は1年)。

坂の上社労士事務所
1月13日読了時間: 4分
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