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執筆者の写真坂の上社労士事務所

過労死認定 脳・心臓疾患の労災認定基準を改正 全国に新基準通知

厚労省は脳・心臓疾患の労災認定基準を改正し、新たに「血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準」として、都道府県労働局長あてに通知いたしました。


長期間の過重業務の評価に当たり、労働時間と労働時間以外の負荷要因を総合評価して労災認定することを明確化している点が大きな改正点となっております。労働時間以外の負荷要因として、休日のない連続勤務、勤務間インターバルが短い勤務、出張の多い業務などを例示しており、短期間の過重業務や異常な出来事の業務と発症との関連性が強いと判断できるケースを明確化して「発症前おおむね1週間に継続して深夜時間帯に及ぶ時間外労働を行うなど過度の長時間労働が認められる場合」などについても例示しております。


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