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「令和7年度予算政府案」閣議決定 一般会計総額は115兆円余 過去最大 

  • 執筆者の写真: 坂の上社労士事務所
    坂の上社労士事務所
  • 1月13日
  • 読了時間: 1分

令和6年12月27日、「令和7年度予算政府案」が閣議決定されました。

一般会計の総額は、令和6年度当初予算比で2兆9,698億円増の「115兆5,415億円」となり、過去最大を更新しました。


社会保障関係費や防衛費、国債の利払いや返済に充てる国債費が膨らみ歳出拡大が続いています。


歳出の内訳は、高齢化に伴い年金や医療などの社会保障費が拡大し、38兆2800億円程度となるほか(前年度比5,585億円増)、防衛力の抜本的な強化に伴い防衛関係費は8兆6700億円程度に増える見通しです。


一方、歳入では、堅調な企業業績などを背景に税収が過去最大の78兆4400億円になると見込んでいますが、不足する財源をまかなうため、国債を新たに28兆6490億円発行する計画です。


なお、厚生労働省の予算案も公表されましたが、これをみると、

●全世代型社会保障の実現に向けた保健・医療・介護の構築

●持続的・構造的な賃上げに向けた三位一体の労働市場改革の推進と多様な人材の活躍促進

●一人一人が生きがいや役割を持つ包摂的な社会の実現

が、主要施策とされています。


どのような形で具体化されるのか、今後の動向に注目です。



詳しくは、こちら

<財務省:令和7年度予算政府案が閣議決定されました>https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2025/seifuan2025/index.html

<厚労省:令和7年度厚生労働省所管予算案関係>https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokanyosan/index.html

 
 

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