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令和6年度 個別労働紛争の状況 「いじめ・嫌がらせ」「労働条件の引き下げ」「解雇」がトップ

  • 執筆者の写真: 坂の上社労士事務所
    坂の上社労士事務所
  • 6月30日
  • 読了時間: 1分

厚生労働省から、「令和6年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」が公表されました。


「個別労働紛争解決制度」とは、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルを未然に防止し、迅速に解決を図るための制度で、「総合労働相談」、「助言・指導」、「あっせん」の3つの方法があります。


令和6年度の施行状況のポイントは、次のとおりです。

  1. 総合相談件数 120万1,881件 5年連続で120万件を超え、高止まり。

  2. 民事上の個別労働関係紛争における相談では、「いじめ・嫌がらせ」の件数が引き続き最多の54,987件(前年度比8.5%減)

  3. 民事上の個別労働関係紛争における相談、助言・指導の申出、あっせんの申請の全項目で、「労働条件の引き下げ」の件数30,833件(前年度比2.0%増加)。あっせんの申請においては「解雇」が最多


詳しくは、こちら

 
 

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