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加入促進強化月間 10月は中小企業退職金共済制度へ

  • 執筆者の写真: 坂の上社労士事務所
    坂の上社労士事務所
  • 9月25日
  • 読了時間: 2分

厚生労働省から、「10月は中小企業退職金共済制度の「加入促進強化月間」です」という案内がありました。


令和7年10月の「加入促進強化月間」では、中退共、建退共、清退共、林退共の各制度のポスター・パンフレットを作成し、市役所やハローワークといった公共の場所へのポスター掲示を依頼する、関係機関や事業主団体を通じて事業主などへパンフレットを配布する、などにより、制度の周知・広報を行うということです。


中小企業退職金共済制度は、退職金制度を単独で備えることが難しい中小企業のために設けられた国の退職金制度で、中小企業の事業主同士が掛金を拠出しあう仕組みと、国の援助で成り立っています。掛金の一部を国が助成し、管理も簡単で、税制上の優遇措置が受けられるなどのメリットがあり、令和7年6月末時点で、約56万の中小企業が加入しています。  


制度を運営する勤労者退職金共済機構は、この月間中、中小企業退職金共済制度の加入促進活動や広報活動を積極的に実施するとともに、制度に関する個別相談や説明会を実施します。また、この活動を後援している厚生労働省では、都道府県労働局における周知・広報、都道府県に対する制度の周知依頼など、さまざまな活動に取り組みます。


※中小企業退職金共済制度には、一般の中小企業を対象とする「一般の中小企業退職金共済制度(中退共)」と、期間雇用従業者を対象とした「特定業種退職金共済制度」があります。「特定業種退職金共済制度」には「建設業退職金共済制度(建退共)」、「清酒製造業退職金共済制度(清退共)」、「林業退職金共済制度(林退共)」があります。


令和7年度の実施要綱など、詳しくは、こちら

 
 
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