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【論考】なぜ薬害は繰り返されるのか? コロナワクチン9300人認定が問う「国の責任」
新型コロナワクチンの接種後、健康被害を訴える人々を救済する「予防接種健康被害救済制度」。その認定件数が、累計9,300件を超え、うち死亡認定も1,000件を上回りました(2025年11月時点)。これは、過去45年間のインフルエンザワクチンやMMRワクチンなど、他の全てのワクチンにおける被害認定の総数を、たった一つのワクチンが、わずか数年で上回るという異例の事態です。
これだけの甚大な被害が国の制度によって公式に認められているにもかかわらず、政府はこれを「薬害」とは認めていません。
そして今、この「救済はするが、責任は問われない」というねじれに対し、被害者やその遺族が「国の責任」を明確にするため、集団訴訟に踏み切る動きが起きています。
9,300人という数字は何を意味するのでしょうか。そして、なぜ私たちは「薬害」の歴史をまた繰り返そうとしているように見えるのでしょうか。その根本的な構造問題を問いかけます。
1.「救済」と「薬害」の深い溝
まず、現在の「健康被害救済制度」と「薬害」は、その目的が根本的に異なります。
救済制度は、「予防

坂の上社労士事務所
11月18日読了時間: 6分
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2021年5月31日読了時間: 2分
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