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【2027年義務化】その残業が「腎臓」を壊す?健診に追加される「血清クレアチニン検査」の衝撃と、企業が直視すべき長時間労働の真実
令和8年4月28日、厚生労働省より「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令」および関係通達が公布されました。今回の改正は、日本の労働現場における健康管理の在り方を根本からアップデートする、極めて重要な転換点となります。
本稿では、特定社会保険労務士の視点から、今回の改正が企業実務にどのような影響を与え、政府がどのような未来を見据えているのか、3つの重要視点から深く解説します。
1. 腎機能検査の義務化:長時間労働対策の新たな「指標」
今回の改正の最大の目玉は、一般健康診断(雇入時、定期、特定業務従事者、海外派遣労働者)の検査項目に「血清クレアチニン検査」が追加されることです。施行日は令和9年4月1日です。
なぜ今「腎臓」なのか?政府の狙い
厚生労働省が血清クレアチニン検査を追加した背景には、長時間労働と慢性腎臓病(CKD)の発症リスク、および腎機能低下の関係性が科学的に裏付けられたことがあります。
これまでのメタボ対策を中心とした「生活習慣病予防」に加え、過重労働が内臓に与えるダメージを数値化し、早期発見・早期介入

坂の上社労士事務所
11 時間前読了時間: 7分


【2026年大改正】協会けんぽの健診が激変!社労士が紐解く「攻めの健康経営」と活用のポイント
令和8年4月、協会けんぽの健診制度が「予防重視」へと大きく舵を切ります。今回の改正は、単なる費用の見直しではなく、約3,900万人の加入者の健康を守るための「健診体系の大改革」です。
1. そもそも「協会けんぽの健診制度」とは?(現行制度の基礎)
改正内容を理解するために、まずは現在の健診制度の仕組みをおさらいしましょう。
生活習慣病予防健診(35歳〜74歳の被保険者)
本人(被保険者)を対象とした健診です。診察や血液検査、尿検査に加え、胃がん・肺がん・大腸がん検診などがセットになっています。費用は協会けんぽが約6割を補助するため、自己負担数千円程度で充実した内容が受けられます。
付加健診(40歳・50歳などの節目年齢)
一般健診に加えて、腹部超音波や眼底検査などの項目を追加できる制度です。
特定健康診査・特定保健指導(40歳〜74歳の加入者全員)
いわゆる「メタボ健診」です。内臓脂肪型肥満に着目し、糖尿病などの生活習慣病を未然に防ぐことを目的としています。健診結果に基づき、生活習慣の改善が必要な方に

坂の上社労士事務所
1月23日読了時間: 4分
10月より法定の歯科健康診断 事業場規模を問わず実施報告を義務づけへ(労政審安全衛生分科会答申)
令和4年3月23日に、厚生労働大臣より労働政策審議会に対して「労働安全衛生規則の一部を改正する省令案要綱」について諮問がなされました。同審議会安全衛生分科会で審議された結果、妥当であるとの答申がなされたとのことです。 厚生労働省は、この答申を踏まえて、令和4年10月1日の施行に向

坂の上社労士事務所
2022年3月30日読了時間: 2分
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