令和4年5月9日に厚生労働省から「毎月勤労統計調査 令和4年3月分結果速報」公表されました。
調査結果のポイントは以下の通りです。
◇現金給与総額は286,567円(1.2%増)となった。うち一般労働者が372,765円(1.5%増)、パートタイム労働者が97,309円(0.2%減)となり、パートタイム労働者比率が31.29%(0.09ポイント上昇)となった。なお、一般労働者の所定内給与は317,546円(0.6%増)、パートタイム労働者の時間当たり給与は1,232円(1.8%増)となった。
◇共通事業所による現金給与総額は1.5%増となった。
うち一般労働者が1.5%増、パートタイム労働者が0.4%増となった。
◇就業形態計の所定外労働時間は10.3時間(2.8%増)となった。
労働者1人あたりの平均賃金を示す現金給与総額は、前年同月比1.2%増の28万6,567円となり、3か月連続で前年同月を上回りました。
前年の3月は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が一部の地域で発動されており、その反動とみられていますが、経済活動が徐々に回復しているという見解もあります。
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