日本年金機構では、毎月、事務処理誤り等を公表しています。
この度、令和4年4月から令和5年3月までの事務処理誤り等について、1年間分として改めて取りまとめ公表しました。
【事務処理誤り等の集計】
令和4年度に精算などの対応を終えたものが1,220件となります。
1,220 件のうち「影響額あり」が 570 件(47%)、「影響額なし」が 650 件(53%)となっています。
【影響区分】
年金の未払い 約2億3,213万円(264件)。
年金の過払い 約6,566万円(177件)
年金の過徴収 約1,703万円(79件)
となっています。
なお、これとは別に、対応中の案件が令和5年3月末時点で1,202件あるということです。
日本年金機構では、引き続き、事務処理誤り等の再発防止に努めていくとしています。 徴収された保険料額や受給した年金額は、明らかにおかしな点がないか、念のため確認するようにしたほうがよいかもしれません。