過去最大総額122兆4,454億円 令和8年度概算要求
- 坂の上社労士事務所

- 9月5日
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更新日:9月8日
財務省から、「令和8年度一般会計概算要求・要望額等」が公表されました。
各省庁が提出した令和8年度予算の概算要求額と要望額の総額は、過去最大の122兆4,454億円となりました(3年連続で過去最大を更新)。
国債の利払い費や社会保障費が増加し、初めて概算要求額・要望額の総額が120兆円を超えました。
重要政策では要求時点で金額を示さない「事項要求」も多く、年末に向けた予算編成では厳格な査定が求められます。
省庁別では、最も額が大きかったのは厚生労働省の34兆7,929億円です。
前年度の当初予算と比べて4,865億円増加しており、高齢化に伴って医療や年金などに充てる社会保障費が増え続けているため、高い水準となっています。
また、目立って増えたのは、借金の元本返済と利払いに充てる「国債費」です。
長期金利の上昇を受けて、今年度の当初予算より4兆1,686億円増加し、過去最大の32兆3865億円となり、総額の4分の1以上を占めています。
農水省はコメ増産に向けた事業に取り組むなどとして、今年度の当初予算より2割近く増やし、2兆4559億円を要求しています。
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