令和7年 65歳以上高齢者の割合「29.4%」 過去最高
- 坂の上社労士事務所

- 9月17日
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総務省統計局から、「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-(令和7年9月14日)」が公表されました。
【高齢者の人口(人口推計 2025年9月15日現在)】
・65歳以上人口は3,619万人と前年に比べ5万人の減少
・総人口に占める割合は29.4%と過去最高
・日本の65歳以上人口の割合は、世界で最高(38か国中)
【高齢者の就業(労働力調査)】
・65歳以上の就業者数は、21年連続で増加し930万人と過去最多
・就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は、13.7%と過去最高
・65歳以上の年齢階級別就業率は、いずれも過去最高に
・日本の65歳以上の就業率は、主要国の中でも高い水準
・65歳以上の役員を除く雇用者に占める非正規の職員、従業員の割合は76.9%
・「医療、福祉」の65歳以上の就業者は10年前の約2.3倍に増加
労災の発生率は高齢になるほど高いとされ、対策が緊急課題となっています。
5月には改正労働安全衛生法が成立し、高齢者の労災防止に向けた作業環境改善が、事業者の努力義務とされました。
単身で暮らす高齢者も多く、生活支援の充実や住まいの確保も課題となっています。
国立社会保障・人口問題研究所は、第2次ベビーブーム期(1971~74年)に生まれた世代の高齢化などで、中長期的には増加すると分析しており、2040年は3928万人(総人口の34・8%)と推計しています。
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