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【悲報】消費税減税は絶望的か。日本初の女性総理大臣誕生でも、浮かれていられない3つの理由【高市早苗自民党総裁2025】

  • 執筆者の写真: 坂の上社労士事務所
    坂の上社労士事務所
  • 10月5日
  • 読了時間: 4分

更新日:10月14日

自民党総裁選

2025年10月4日、ついに日本で初めての女性総理大臣が誕生することになりそうです。新しい総理は高市早苗さんです。これはすごいニュースですが、喜んでばかりはいられません。

なぜなら、国民が期待していた「消費税減税」は、もう絶望的になってしまったからです。高市自民党総裁が会見で話した内容から、女性総理誕生ということだけで浮かれていられない3つの理由を見ていきましょう。


1.総裁(総理)が「仲間内の意見」を優先して、国民の声を無視した!

高市総裁は、消費税減税(特に食べ物にかかる消費税をゼロにすること)について聞かれると、まず「自民党の偉い人たちが集まる会議で、『下げよう』という意見が多数にならなかった」と説明しました。

これはつまり、「みんなが大変なのはわかるけど、党の中の偉い人たちに反対されたから、私はやめました」と言っているようなものです。

  • リーダーなのに逃げた?

    本来、総理大臣は、国民の生活を守るために、党の偉い人たちや役所(財務省)に反対されても、「国民のためにやるぞ!」と強いリーダーシップを見せるべきです。

  • 仲間割れを恐れた

    消費税は、年金や医療などのお金(社会保障費)に使う大切な税金です。だから、党内には「減らすのはダメだ」という意見が根強くあります。高市総裁は、国民を助けることよりも、党の中でケンカにならないこと(仲良くすること)を選んだと言えるでしょう。


2.一番効く「薬」を捨てて、「ばんそうこう」でごまかす作戦

今、物価が高くて大変なのは、お菓子もパンも電気代も、全部の値段が上がっているからです。この問題を根本から解決する「一番効く薬」は、消費税減税です。

でも、高市総裁が「すぐにやる」と言った対策は、全部「その場しのぎのばんそうこう」のようなものばかりです。

総理がやると言った対策

どこがダメなの?

お金を配る(現金給付・交付金)

もらえるのは一度きり。すぐに使わずに貯金してしまう人も多くて、景気全体が良くなる効果は小さいです。

ガソリン代を安くする

車を持っていない人には全く関係ありません。食べ物や日用品の値段が上がっている問題は解決できません。

消費税を下げること(根本対策)

(やらないことにした)

総裁は、「消費税を安くするのは、お店のレジの機械などを直すのに時間がかかるから」と技術的な理由でやめました。でも、これは「難しいことはやりたくない」という言い訳に聞こえます。国民が本当に助かる、一番効果的で公平な対策をあえて避けたのです。


3.せっかくのチャンスを活かせない「弱いリーダー」

新しく総理になったばかりの時期は、国民の期待も高く、「ハネムーン期間」と呼ばれ、大胆な政策を始めやすい最高のチャンスです。

  • 難しいことを後回し

    総裁の「(消費税減税は)選択肢としては放棄しないけど、すぐにできることを優先する」という言葉は、裏を返せば「難しいことは、とりあえず後で考えます」ということです。これでは、これまでの総理大臣と同じで、日本は何も変わらない、古い政治が続くことになります。

  • 期待外れの決断

    「初の女性総理だから、今までの男の政治家にはできなかった、国民のための大胆な決断をしてくれる!」と期待されていました。しかし、消費税減税を諦めたことで、新総理は「自民党の偉い人たちの決めた枠(ルール)から飛び出せない、弱いリーダーだ」と思われても仕方がありません。



高市総裁の誕生は、「女性がリーダーになった」という意味では大変嬉しいニュースですが、会見で消費税減税を事実上見送ったことは、とても悲しい現実です。新総理には、党の都合ではなく、物価高に苦しむ私たち国民の生活を第一に考え、本当に効果のある政策を実行する強いリーダーシップを見せてほしいと強く求めます。


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